ついにWHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスに関して「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。
素人考えでは、こういったマイナスイメージの強い発表がされると、不安感から株価はより一層下がるのではないかと思うのですが、逆に発表直後からNYダウ、ドル/円ともに上昇しております。
「緊急事態宣言により今後の拡散防止、治療法開発が前進するのではないか」と市場は好感したようで、なんとも分からないものです。
さて、今日はポンド通貨のほうで大きな動きがありました。
イギリス銀行の金融政策委員会(MPC)が金利据え置きを決定しました。市場予想では金利引き下げもあるのではないかと見る動きもあったようですが、据え置きが決定したことを受け、ポンド/ドルが一気に60pips以上急伸しました。
今日は、このMPC発表前の時間にポンド/ドルでトレードしました。
1時間足で見ても分かるように、下落トレンドを形成していた価格が、いったん戻りを付けたものの何回も大きな抵抗ラインで跳ね返されていることが分かります。
次にエントリー実行足の5分足。
欧州時間に入り、先ほどの大きな抵抗ラインに跳ね返される形で価格が下がり始め、1時間足で引いたトレンドラインを割れたところ、そして、短期EMAで価格が反発したところで売りエントリーしました。エントリー直後に価格が一気に伸び、1時間足チャートの直近安値で利確しました。プラス13.3pips。
その後、価格上昇してきて、抵抗ラインで反発したところで再度売りエントリーしましたが、こちらはほぼ建値決済で、プラス1.6pipsでした。
MPC発表以降は価格変動が大きくなって、先が読めなかったので、トレードしていません。
5分足チャートを見れば分かるのですが、21:00のMPC発表直前のローソク足が大きく上昇し、大陽線になっています。リアルタイムで観察していると、20時59分50秒(発表の10秒前)から一気に価格が伸びました。
事前に発表内容が漏れてたんでしょうか?あるいは、大口投資家がフライングでもしたんでしょうか?不思議です。
2020年1月30日トレード結果
GBP/USD +14.9pips